偏差値20は上がる ~大学受験~

onibitoblogを見て下さりありがとうございます.
今回は浪人時代の経験について書かせて頂きました.
私自身、浪人はこれまでの人生の中で非常に苦しい一年間でしたし、周りに浪人を経験している先輩も少なく、参考にすべき情報がほとんどない点が不安でした.

この記事では、私が偏差値を20上げたお話をしながら、少しでも過去の自分と同じような境遇に立たされている人の不安を取り除くことができたら嬉しいです.

現役時代の成績

私の現役時代の最終成績は全科目で偏差値45でした。高校3年夏まで野球をし、なんとかなるだろうと国公立を目指し勉強。しかし、なんともなりませんでした。(笑)
始めるのが圧倒的に遅かったとはいえ、一日平日6時間休日10時間程確保していたのにこんなにも酷い成績だったということは、めちゃくちゃやり方が悪かったということですね。

実際、現役時代から旧帝大の国公立大学を目指すと張り切って目標を立てていたため、高校に入ってから授業もまともに聞いていなかったのに実力以上の問題集をやっていました。。。


こういった勉強法だと、一問解く度に疑問点が山ほど浮かび上がり、前に進みません。しかもその疑問点は大体基礎の内容。私のように部活等の理由で時間がない人は志望校とのギャップに焦ってしまうと思いますが、勉強法には十分に注意しなければならないです。

浪人時代の勉強法

現役時代の反省点を活かし、基礎から徹底的に勉強し始めました。まず、現役から浪人性になるまでの春休み期間で、大の苦手であった英語と数Ⅲを一から勉強してみました。具体的には、高校でもらった文法教材と数Ⅲの基礎教材を3周。周りが卒業旅行で楽しんでいる中、結構頑張ったと思います。


4月から予備校の授業が始まってからは、授業を集中して聞いていればどの科目も基礎を習得できると思います。しかし、すぐには結果は出ません。実際私の浪人して最初の模試時点では、第一志望校E判定と現役時代と変わらない結果となりました。。。

でも焦ってはいけません。


私と同じレベルなのであれば、ここで焦って応用問題をやりまくるより予備校の授業をちゃんと聞いて、復習しまくるという勉強法が一番効果的です。実際私は、夏までは予備校のテキストをひたすら復習しました。(3~5週)


上記の最もシンプルな勉強法で、夏頃から模試結果も変わり、英数は偏差値60越え、全体成績もE判定だった自分が、C判定まで上がりました!
この時点で全体の偏差値は15上がっていました。

科目毎の詳しい勉強法は別で載せようと思います。

結果

結果は現役ラストの模試から全体で偏差値20上がりました!
中でも苦手だった英語は偏差値65以上取れるようになり、得意科目となりました。
あと少しのギャップで第一志望校はダメでしたが、有名私立大学に行く事になりました。


当時は悔しかったですが、いざ進学すると私立大学は進学方法が多い分(内部、指定校、スポーツ推薦等)本当に色んな人がいます。(笑)
そういった点でとても面白くて視野が広がり勉強になりましたし、就職活動では第一志望の某大手メーカーにいくことができたので結果オーライだなと今では思っています。

受験の話に戻すと、私が第一志望校に受からなかった理由は一つだと思います。
自分を100%信じれなかったことです。
現役時代の自分にとってあまりにも高い目標を掲げていたため、びびっている自分がいました。
私の場合、5月頃から理想とのギャップで眠れなくなったり、ご飯がまともに喉を通らなかったりと、うつ病のような症状が出ました。野球部で培った体力と根性で勉強量と時間は人一倍ありましたが、健康的な精神状態ではなかったため集中力がいまいちでした。無理しすぎも良くないので、浪人中も健康に過ごせるように工夫するのも非常に大切です。

まとめ

偏差値を20上げることは誰でもできます。
ひたすら基礎を勉強してください。与えられたテキスト以上に参考書などを買う必要はないので同じ問題を解きまくりましょう。(3~5周)
浪人は同期に1年遅れて受験勉強をすることになるため、プレッシャーだらけであるとは思いますが、第一志望校に受かるためには心身ともに健康であることが非常に大切だと思います。

1年は思ったより長いし、頑張れば思ったより成績も上がります。たまには息抜きもしながら自分を上手くコントロールできるようになれたら、勉強以上に大切な力を身につけることができると思います。
応援しています!

受験の時におすすめの息抜き法は次回の記事で.
それではまた.

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